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金沢音楽制作

金沢音楽制作では、楽曲・楽譜の制作と、作曲や写譜などレッスンを行っています。


275)フィールド・レコーディング(9)

7月29日、晴れ。金沢市民芸術村。北國新聞主催の北國花火2023金沢大会。今回は、風切り音を軽減するウィンドジャマー(ウィンドシールド、風防とも)を試した話。なのだが、比較するための録音を忘れてしまった。

【ファータイプの風防】

ウィンドジャマーをスポンジタイプからファータイプに変えてみた。ファーはスポンジと比較すると若干音が籠もるらしいが、風切り音が入るよりいい。ちなみに、今回購入したROAD WS6は一つ6500円、ステレオ録音で二つ必要なので13000円(!)。助成金で買っておくべきものだった。

さて、この日は北國新聞主催の花火大会だったので、早速実験してみた。芸術村はそこそこ風の通りがよいので、実験にはもってこいの場所だ。結論は効果覿面。録音したデータを聞いても風切り音は感じ取れなかった。

里山の家付近から

移動できる範囲で、最も風が強かったのが、アート工房の斜交いにある里山の家付近で、扇風機の弱から中程度の風が持続的に吹いていた。もし、スポンジなら、風切り音が沢山入っていたはずである。

【前半はカラフルな花火が目立つ】
【やがて枝垂れのような花火に】
花火のクライマックス

とりあえず、室内ならスポンジ、屋外ならファーと使い分けたい。ちなみに、最大の威力を誇る金網のような形をしたウィンドウジャマー(ブリム)もあるが、ROAD製で一つ4万円、類似品でも2.5万円もする。これも助成金で購入すべきものだった。

2023-07-30