作曲・浄書・指導・音響

金沢音楽制作

金沢音楽制作では、楽曲・楽譜の制作と、作曲や写譜などレッスンを行っています。


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89)凋落するApple

Appleを見限る日も近そうだ。Appleが提供するmacOSの最新バージョン「Catalina(macOS 10.15)」があまりにもダメすぎた。具体的にはApple謹製のプロプライエタリ・ソフトウェア(有償の商用アプリケーション)の推進とGNUに代表されるフリーソフトウェア外しである。その象徴的な変革として、今バージョンから32bitアプリケーションの廃止があげられる。これは流石にやりすぎでしょうよ。それとも、敬虔なマカーにとって今回の変革は繁栄なのだろうか。

ジョブズなきAppleの凋落ぶりは90年代初頭で既に知るところであるが、いよいよ再来か、と思う。Appleが開発者向けに製品や機能を紹介するWWDC(Worldwide Developers Conference)の発表を見るに、Appleは閉じた殻のようなものを目指しているようである。また、MacbookやMac mini、そしてiPhoneといったデバイスも高額になり、手がだせなくなってしまった。ぼくの感覚では、2015年頃までは、15万円程度でそこそこ使えるMacbookを買えたと思うが、今では20万円以上出す必要がありそうだ。

そんな訳で最近は、Arch LinuxとLinux Mintをメインに使っている(主に後者)。Linuxはターミナルに限れば、macOSと比べ物にならない位快適である。よく理系連中がmacOSはUNIXだからターミナルが優秀だ、と聞くがそんなことは全くない。確かに、macOSもUNIXベースであるが、BSD由来のコマンドが主で、ぼくには合わないし、またスパコンとも合わないだろう。ともあれ、Appleが今の方針を貫くのであれば、今後積極的にApple製品を買うことはなさそうだ。

なお、LinuxでのDAWに関していえば、ReaperとAudacityが使えるので、ある程度はできると思う。しかし、本格的に操作するには、やはりWindowsが必要になりそうだ。LinxuでWindowsAPIを利用してWindowsアプリケーションを動かす「Wine」というのもあるが、試したことはない。Wineの公式サイトで対応状況が確認できるが、それを見る限りDAWはあまり期待できなさそうだ。

2019-10-25


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