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金沢音楽制作

金沢音楽制作では、楽曲・楽譜の制作と、作曲や写譜などレッスンを行っています。


81)「守破離」再び

このブログを書き出してからどうのこうので2年たった。最近は自分の文体がやっと形成されてきた、と感じる。何が言いたいかというと、今はライティングの守破離の「破」に達した、と思いたいのだ。これは月に4回の更新を続けてきた成果である。そこで特に理由はないが、アクセスが多い記事、そしてぼくが好きな記事を紹介したい。

本サイトのアクセスは、日あたり50〜100人程度ある。その大半は、Google検索からたどり着いたコラムの読者である。しかしながら、ブログを読んでくれている読者も少数ながら存在している。アクセス解析のGoogle Analyticsを見てみると、次の意外な5つの記事にアクセスが集中している。「小口研磨」「デスクトップ環境を変更」「同人音楽即売会に参加するか否か」「アラビア数字は全角か半角か」「Raspberry piに奮闘する」である。試しに、Google検索でそれぞれの記事の主要ワードで検索してみると、1頁目にヒットする。ただし、「デスクトップ環境を変更」だけはどうやってたどり着いているのかよく分からなかった。また、当該記事に変更方法が書いてある訳でもないので、少し申し訳なく思う。

次に自分のお気に入りの記事を紹介したい。ぼくが好きな記事は次の3つである。「奥能登国際芸術祭の感想(補)」「少年時代(A)」「アルケオロジーから00年代へ」である。選抜してみてると、どれも思い出話が絡むものだった(この記事も結局は思い出話だろう)。この中だと、「奥能登国際芸術祭の感想(補)」は論考ではないが、外部からみた芸術祭のその後の状況を述べたもので、なかなか貴重な情報だと思っている。「少年時代(A)」は子供時代の懐かしさや藤子不二雄Aに対する愛もあるが、この記事あたりから文章がよくなってきた、と感じたから取り上げた。「アルケオロジー……」も同様である。

古い記事は文章が下手だったり説明が足りなかったりもする。しかし、内容はそれなりに面白いものだと思っている。最近は政治ネタが多く(芸術が関わるものが主である)、それに伴って文章量も増えてしまってちょっと大変だったりもするが、今年度は月4回更新を継続したい。(コラムに書きたいことが沢山あるので、いつかブログを不定期にする時がくるだろう。)

2019-08-12